字幕のない世界

イギリス留学を経て国際結婚した筆者が語る、英語と映画と海外の話。

「アリー スター誕生」A STAR IS BORN

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おすすめ度 : ★★★★★★☆☆☆☆6

 

こんにちは、ジェシカです😄

ご訪問ありがとうございます。

 

この映画が日本で公開されていた時、私とイギリス人の旦那は「ボヘミアン・ラプソディー」にどっぷりはまって映画館をリピートしてたので、なかなかアメリカ音楽に切り替えができず見逃してしまいました。

先日やっと見た感想は、ガガの歌唱力には感動するけど、あり得ないシンデレラストーリー(苦笑)

でもアリーとジャックの絆には訴えるものがありましたよ✨

 

~My nose is too big!~

レディ・ガガ演じるアリーはウエイトレスをしながら歌手を目指していますが、なかなか上手くいきません。その理由として挙げているのが「鼻」。

 

"My nose is too big."

 

Big noseは大きいだけでなく高い鼻のことを指します。高くて大きい鼻のせいで、歌は良くても見ためが悪いから売れない、とアリーは言っています。

日本人からすると「高い鼻」は素敵かもしれませんが、欧米人にとってはコンプレックス。

「鼻高いね~」という悪気のない日本人のコメントは、欧米人を傷つけています。

私の旦那も友達のイギリス人女性も、初めて会う日本人によく同じリアクションをされますが、「なんて失礼なことを言うんだ!」と内心ショックを受けてるとか。

欧米では「鼻の高い女性はモテない」と言われるほどなので、特に女性には鼻に関するコメントは避けましょう🙅

 

~Shallow~

映画の主題歌になっているデュエット曲「Shallow」🎤

 

🎵I'm off the deep end, watch as I dive in

I'll never meet the ground 🎵

(深いところに飛び込んんでいく私を見てて

後戻りはできない)

 

このサビが数日間ずっと頭を回っています😁

Shallowは「浅い」「浅いところ」という意味ですが、アリーとジャックがどんどん深い関係になっていく様子を表現しています。

二人はお互いを必要としている時に出会い、たちまち恋に落ちますが、良い時期は永遠に続かないもの。少しずつすれ違い嫉妬や失望も生まれますが、どんな状況でもお互いを思いやる気持ちを捨てなかった二人はすごいと思います。

様々な試練を乗り越えたアリーが歌うラストシーンが、私は「スター誕生」の瞬間だったと感じました✨