字幕のない世界

イギリス留学を経て国際結婚した筆者が語る、英語と映画と海外の話。

「マディソン群の橋」The Bridges Of Madison County

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おすすめ度 : ★★★★★★★★★☆9

 

ご訪問ありがとうございます、ジェシカです😌

 

前回の投稿でメリル・ストリープの凄さについて触れたので、今回は彼女の作品を紹介したいと思います。

 

1995年公開の「マディソン群の橋」✨

メリル・ストリープ演じるフランチェスカは、アメリカ人の夫と出会い若くして渡米。

依頼、小さな農場の主婦として単調な日々を過ごしています。

優しい夫に不満はなく子供にも恵まれていながらどこか満たされない。

そんな彼女が夫と子供が留守の間にマディソン群の橋を撮影に訪れたカメラマンのロバートと出会い恋に落ちます。

ロバートを演じるのはこの映画のプロデュースと監督でもあるクリント・イーストウッド💖

たった4日の恋が生涯の愛として語り継がれる大人のラブストーリー✨✨✨

 

この映画の公開時、私はイギリスに住んでおり大学の友人達と共に映画館に行ったのを覚えています。

高校生の時に原作の小説を読んでいたこともありストーリーは追えたもののイタリア訛りのフランチェスカの英語は聞き取るのが難しかったし、二十歳そこそこの私には不倫の恋に共感も感動もあまり出来なかったのが正直なところでした。

ただ、メリル・ストリープの演技にはただならぬ深いものを感じたというか、切なさや葛藤が伝わってきてとにかく強く印象に残った作品ではありました。

「いつか又見てみよう」

と思わせたのだから凄いですよね。

 

そしてもっと大人になってから見た時はやっぱり全然受け止め方が変わり涙が止まらず😭😭😭

 

さらに自分が結婚し人生の経験値が増すにつれて、彼女の気持ちや大人の事情への理解も深まり、今ではベストフィルムの仲間入りです✨

ついでに言うとフランチェスカのイタリア訛りの英語も見る度に聞き取れるようになっていきました😁

 

映画の魅力のひとつって自分の心境や状況の変化で感じ方が変わるところ。

この映画は特にそれを感じます。

誰しも人生においてひとつやふたつ後悔や秘密があるもの。

そんな胸に秘めた切なさが刺激され心震える感動作😌

是非時間を置いて繰り返し見てみてください✨